食パンバカ柏木が食べ歩きをして見つけた県外の美味しいパン屋さんをご紹介します。
第1弾は岡山県。兵庫県のお隣です。
おかやま工房リエゾンさんがある岡山市は、パンの購入金額が神戸市に次いで多い都市なんですよ。
そして購入量では1位です。ちょっと意外なんですが、私の済んでる神戸市より多いんです。
※総務省「家計調査(2人以上の世帯)の都道府県庁所在市及び政令指定都市別ランキング(2018~20年)
ただ、岡山県民は食パンより甘いパンが好きなんだそうですよ。2021/04/11の『読売新聞オンライン』でおかやま工房の河上祐隆社長もおっしゃってます。
岡山市内で複数の店舗を運営する「おかやま工房」(同区)の河上祐隆社長(59)も「甘いパンが好きな県民性」と語る。
https://www.yomiuri.co.jp/economy/20210411-OYT1T50009/
パン好きが多いのはうれしいことです。親近感がわきますね。
食パンバカ柏木としては食パンを食べてほしいですけどね・・・。
さて、パンの購入額・量に関する豆知識はこれくらいにして、パン工房 リエゾンのご紹介です。
岡山工房 リエゾン(岡山市北区田中)のご紹介
≫https://okayamakobo.com/shop/
- 所在地:岡山県岡山市北区田中112-103 [MAP]
- 電話番号:086-243-0722
- 営業時間:7:00~17:00
- 定休日:木曜日
美味しさ、鮮度、種類、接客、環境ともに文句なし。とにかく人気のパン屋さんです。
岡山市民で「パン工房」を知らない人はいないんじゃないかな、と岡山市在住の知り合い(リエゾンさんの常連客)が言うてました。
リエゾンさんは、言うなれば「パンの百貨店」。本当にたくさんの種類のパンが用意されてるんです。毎日違うパンを食べたいタイプの人でも飽きない種類の多さ。
≫https://okayamakobo.com/shop/products/
めちゃくちゃ種類が多いのに、サイトに載っているのはほんの数点。その日どんなパンが出てくるのかは、お店に行ってからのお楽しみ、といったところでしょうか。
それもまたいいですね。
パン屋さんにしては広い店内に、いつも人がい~っぱい並んで待ってはるんです。
平日の朝は近隣の職場で働く人たちがお昼のパンを買い求め、平日の昼は近所の幼稚園の子たちが親御さんと一緒に訪れる。
そして休日は家族連れでいつも駐車場が満車。ガードマンさんが4人も5人も立ってはるんです。人気ぶりがうかがえますね。
岡山工房 リエゾンの人気の秘密は「いつ来ても焼きたてに出逢える」お客さんへの配慮
リエゾンさんのパンは、いつでも揚げたて、焼きたて、作りたて。店内に並んでると、窯から出たばかりのアツアツのパンが次々と出てくるんです。
普通、パン屋さんいうたら、開店と同時に来たお客さんしか焼きたてを楽しめません。でも、リエゾンさんは違うんです。いつ来ても、必ず焼きたてのパンに出逢えるんですよ。
本来なら、同じ種類のパンは一度に大量に作ったほうが楽です。人気店やから、それでも間違いなくその日のうちに売り切れる。
でも、リエゾンさんはそれをしない。「いま目の前にいる」お客様に、「たった今」焼き上がった温かいパンをお出しするんです。
これは、焼きだめを一切せず、少量で焼くからこそできることです。めちゃくちゃ手間をかけてる。
河上社長が一番こだわった部分なんだそうです。前にテレビ『カンブリア宮殿』に出演されたとき言うてはりました。これがリエゾンさんの人気の秘密です。
例えばレジの列に並んでるとき、「焼きたてでございます~」って目の前にホカホカのパンが出てきたら、「焼きたてか!それなら・・・」って、もう1つ買おうと思いません?
少なくとも私なら買っちゃいますね。衝動買いを誘発される。まさに河上社長の作戦勝ちです。笑
そら人気出るわ。間違いありません。
岡山工房 リエゾンの魅力のひとつ、パンが出来上がっていく様子を一望できる店内の間取り
広い店舗でないとなかなか難しいことやと思うんですけど、河上社長はそれを実現しはった。
1990年、アパートの地下1階の小さな小さな店舗から岡山店をスタートし、2回の移転を経て、この広い「パン工房が一望できる店」を彼は造り上げたんです。
店内に入ってまずびっくりしたのが、工房がいくつにも分かれていることでした。
(店内は撮影禁止。写真つきでご紹介できず残念です。)
- サンドイッチを作る工房
- 菓子パンを焼く工房
- 総菜パンを焼く工房
- 食パンやフランスパンなんかの焼きっぱなしのパンを焼く工房
これらが全てお客さんから見える配置になってるんです。
※見た感じ、この4つに分かれてるように見えたんで4つ書いたんですが、もし間違ってたらごめんなさい。
生地を割ってこねるところ。具材を包む様子。トレーに並べるところ。それからオーブンに入れて出てくるまで。
アツアツの金属トレーに湯気の立つ焼きたてパンを載せてスタッフの方が持って出てきはるんです。
できていく様子が「見える」ということは、お客様に安心感を与えます。それに、純粋に「おいしそう!」「食べてみたい!」って思いますよね。
これが魅力のひとつやと思うんですよ。
岡山工房 リエゾンのパンの中で一番のおすすめは人気No.1の「牛肉と野菜のカレーパン」
カレーは少し甘め、お肉はゴロッと大きめです。
金網のかかった中華鍋(カレーパンが盛られている)は常に空っぽ、という人気ぶり。でも必ず滞在中に「カレーパン揚げたてです~」って出てくるんですよ。
揚げたてを頂いてみると、大きめの粒子のパン粉がザクザクしていて、まずもって食感が楽しい。
リエゾンさんを訪ねたら、ぜひ食べてみてくださいね!
掛け値なしに美味しかったですよ!
柏木をうならせたおかやま工房さん。最後にもう一度直営店3店舗をご紹介しておきます。
※2022/3/21現在の情報です。
おかやま工房 店舗紹介
≫https://okayamakobo.com/shop/
おかやま工房 リエゾン(岡山市北区田中)
- 所在地:岡山市北区田中112-103 [MAP]
- 電話番号:086-243-0722
- 営業時間:7:00~17:00
- 定休日:木曜日
おかやま工房 国富店(岡山市中区国富)
- 所在地:岡山市中区国富224 [MAP]
- 電話番号:086-270-1500
- 営業時間:6:30~17:00
- 定休日:月・木曜日
Okayama Kobo Bakery Cafe and Bizen Bar
アメリカはカリフォルニアにも出店されています。
≫https://okayamakobo.com/liaisonproject/company/
柏木が美味しいパン屋さんを食べ歩くご紹介シリーズ
掛け値なしに美味しいです。旅行がてら、ぜひ一度訪ねてみてください。
第2弾は関西の3店舗です。
≫https://komugian.co.jp/bakeries-2/
そして第3弾は関東の2店舗。
≫https://komugian.co.jp/bakeries-3/
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